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(3)離婚原因

(ト)性生活の不一致

  • 夫婦間の性生活の不一致等は離婚原因になるのでしょうか

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  • 離婚原因について
    裁判訴訟において離婚が認められるためには、離婚原因が存することが必要であり、また、訴訟を考えての調停の申立てにおいては、離婚原因をその理由として申立てをすることになります。
    そして、その離婚原因の一つとして、民法は婚姻を継続し難い重大な事由がある場合を規定しています。
    (離婚実務マニュアルhttp://free.ac-lib.jp/category9/category23/index1298.html
  • 婚姻を継続し難い重大な事由について
    婚姻を継続し難い重大な事由とは、夫婦関係を破綻させてしまい、その修復が困難となるような事由をいいます。そして、かかる事由が認められるか否か、両当事者の婚姻継続の意思、夫婦生活の状況、未成年の子等の事情を総合考慮して判断されます。
  • 性生活の不一致について
    性的欲求、性的志向は、人によって様々であるものの、夫婦の性生活が夫婦関係の重要な要素であることは疑いようがありません。よって、夫婦間の性生活の不一致により、夫婦関係が破綻したような場合には、婚姻を継続し難い重大な事由が認められる場合があります。
    具体的には、夫がインポテンツである場合、異常な性癖がある場合等より、夫婦間の性生活が一致しない場合に離婚原因となる場合があり得ます。また、肉体的事情等により、性交渉を拒絶する理由がないのにもかかわらず、長期間にわたって、性交渉を拒み続けてきたような場合にも、離婚原因になることがあります。
    不妊症が離婚原因となるかは、難しい問題でありますが、事情によっては、離婚原因になることもあり得ると思います。